銀のもふけつ

先に、他のSNSでお伝えしていますが
7月13日の開館日にジェンツーペンギンのヒナが孵化しました~。

1週間ほど経ってしまいましたが、ジェンピー(GAOで孵化する
ジェンツーペンギンのヒナのこと)ちゃんと成長しております。

12日、

ヒナが卵の殻を割る「ハシウチ」が確認され、
13日無事に卵から出てきたとのこと。

最初の体重測定時の写真が

こちら!
相変わらずかわいいですね~ジェンピーは~。

体重測定はヒナがちゃんと親からエサをもらえているか、
成長できているかを確認するため重要な作業です。

初日は線が細くてなんか心配なんですよね・・・

さてそれでは自分は自分の目でジェンピー2020を見ていないので
ペンギン展示場へ行ってみましょう!

15分待ちましたが
親のガードが堅い。

今回の親ペンギン、オスが「じぇじぇ」。島根県の水族館、
しまね海洋館アクアスで産まれてGAOにやってきました。
そしてメスがバンド茶+赤色の「グランピー」です。
このペア、恒例のペア名をささっと考えるとなんと
「ジェンピー」なんですよ!!
このネタ過去にも出しているとおり、ジェンピーペアは初めての子育て
ではないので、何事もなければまあ育ててくれるんだろうと
思っていたのですが・・・

巣を作った場所がこれまた・・・

最近、ペンギン展示場では個体数が増えてきており
強い個体から巣を決めていきます。

また、新しいペアの組み合わせもできてきたりで(キタイワトビも)
巣の位置が変わったりしています。

今年、無事孵化したのはこの1羽のみでした。
開館から16年経過して、それまで繁殖を担っていた
個体の高齢化、個体数の増加からくる密度の変化、
若い個体が台頭してきたりと、世代が移っていく過渡期なのかも
しれません。

にしてもじぇじぇ君、ぜんっぜん動かない。
今までなら待ってれば結構ちょっとお腹持ち上げて
くれたりしたんだけどな~。。

相方のグランピーちゃんが帰ってきました。

ヒナだっこ係交代するかな?と思ったのですが・・・
(その瞬間なら確実にヒナを見れるので)

小石を選んで

巣にぽとん。

またも小石を選んで

巣に・・・

何をしているかというと、巣材である小石を
ヒナが孵化したあとも追加しているんです。

こうしていくと、どんどん巣が高くなっていきながら
ヒナをあたためている場所がすり鉢状になっていくようなんです。
今はまったくわかりませんが、ヒナだっこ係のおなかの下は
全くぬれていません。乾いています。

巣がすり鉢状になっていくと、ヒナが巣からころげおちる
確率はとても低くなります。
ヒナをだっこしていない間も、こうしてサポートするわけですね~。

とか思いながら眺めてたら

なんか背後から圧を感じる・・・何もしないって・・

ガードされました。

結局、この日自分が見れたのは

わずかな銀のもふけつ。

というわけで、必殺お願い担当者!

無事、大きくなっているとのことです。

今回の巣、残念ながら観覧側からは
ひじょ~~に見えにくい位置にあるので
銀のジェンピーは見ることができないのですが

そのうちふわふわのジェンピーが展示場内を
駆け回ると思います!

【お知らせ】
7月23日~26日、GAOの営業時間は9時~17時となります。
入館は16時まで可能です。

4連休ということもあり、ある程度の混雑が予想されますので
ご来館の際には皆様にご協力いただければと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

★ジェンピーが卵の殻から出てくる様子を動画で公開しています★

※このサイト内の画像の無断転用・転載を禁じます。

 

月別で記事をみる