黄金美人
今年の5月14日にGAOに来た黄金のナマズ。
一時、体調を崩したりで展示水槽に出したのを
再度裏の水槽に戻して治療したりしていましたが
最近はずっと展示水槽にいます。
全身見えにくいのですが、この塩ビ管があるのとないのでは
黄金ナマズさんの落ち着き度合いが違うのです。
ナマズは本来物陰や、自分の体が収まる場所に身を隠しています。
何もない水槽よりも、この方が落ち着くみたいです。
体調を崩す前、この塩ビ管はなかったのですが
再デビューの時に一緒に入れてあげると、ご覧の通り
頭かくして尻かくさず(尻なのか疑問だけれども)状態ながらも
エサもきちんと食べて元気だということです。
さて、搬入当時の様子ですが
すごくきれいでしたね。
黒い点が、よ~くみると見えるかな?
しかし約2週間後
あれっ?!
という感じで、あっという間に黒みが増していったのです・・・
そうなんです、体の黒色を作る色素が欠乏しているわけではない。
搬入時はなかっただけ、なんです。
こういう動物って白いままなんじゃないの?と思われるかもしれませんが
その場合はメラニンという体の色素を作る機能の遺伝子が欠乏あるいは
なんらかの理由で働かないことで色素が作られない個体を指します
(体の色が白色になる理由は多々あります)。
完全に色素が無いと、目の色で言えば眼球の細くこまかい血管が透けてみえて、瞳が赤く
るからなります。これがアルビノです。
この黄金ナマズは
体の黒色の色素が全くないわけではなく、
「少なかった」のです。
黒くなった原因ですが、担当者曰く
ストレスが原因でそういうことがあるかもしれない、と
いうことです。
体調を崩し、あまり良いコンディションではなかったときに
黒みが増した可能性もある、とも言っており、体にフィットする
塩ビ管を入れてあげることで、安心したのでしょうか・・・
その証拠に、
ちょっと前
塩ビ管が気に入る
数日前。
・・・黄金美人になっているような気がする!
これは塩ビ管効果か?!
というわけで、全身見えることは少ないかもしれませんが
水槽の横からのぞき込むとご覧のキュートなお顔が見えますので
ご安心ください。
初代黄金ナマズは「エクレアちゃん」という名前を
着けてもらい、来館者の方からも「エクレアちゃんどこにいますか?」
と声をかけてもらうほどの定着っぷりでした。
というわけで今回もTwitter担当者から
「いい名前ないですかねえ」とあったのですが・・・
(ちなみにメスらしい)
何か候補があればぜひコメント欄にお寄せください。
個人的には
おいしそうな卵焼きに見えるのですけど
「卵焼きちゃん」はなんだなかあ・・・
「伊達巻ちゃん」とか・・・
色見からして、秋田のソウルフード「バナナボートちゃん」。
バナナボートに少しチョコかけてもらって、「黄金ナマズボート」とか
やってもらいたい!
(そのネーミングはどうかなと自分でも思いましたけど)
その際はぜひ、パッケージのイラストにこの黄金ナマズちゃんを!!
バナナボートが基本的に秋田でしか手に入らないなんて、
ある程度成長してから知りましたよ・・・。
価格がお手頃なのに生クリームしっかり詰まってて、
バナナもしっかり入ってて、大好きです。
今日は帰りに買っていこうと思います。
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