ジェンツーも!!
4月20日と21日、イワトビペンギンのヒナが卵から孵化しました。
今年は合計3羽のヒナが誕生!それぞれ親ペンギンたちが一生懸命
育てています。
孵化してまもなくのとき、
とっても小さくて。。
昨年もイワトビペンギンたちはしっかり子育てをしていたので、大丈夫と
思いつつも、ちゃんと大きくなってくれるか、心配なものです。
さてそのヒナたちは今どうしているかというと
!
オレンジ色の巣箱の上に、でかくなったヒナが!!
おとうちゃん、ぼく、あいつのこときらいだぴ。
だってたまにぼくのことつかんで、はこにいれるんだぴ。。
とでもいわんばかりの成長ぶり!!
親の保温はもうすでにいらなくなりました。
今では展示場の中をぺたぺたとお散歩しています。
もう一ヶ月ほどすると、巣立ちです。
ペンギンのヒナの成長ぶりには、ほんと驚かされます。。
イワトビヒナがすくすく成長する中、
今年も、
ジェンツーペンギンが卵を産みました~!!!!
昨年はGAO開館以来初のジェンツーヒナ孵化に沸いたペンギン展示場。
今年も卵を産んでくれましたよ☆
写真のジェンツーは、昨年はじめてお母さんになったきいろちゃん。
すでにおちついた抱卵っぷりです。
今年もしっかり、お願いします!!!
はい、今回のぶろぐはまだ終わりませんよ。。
今年はなんと
2ペアなんです!!
この写真の右と左でペアができており、2ペアのジェンツーがそれぞれ
2こずつ卵を産んだのです!!!
はじめて卵を産んだ、
おれんじちゃん。。
この写真のとき、卵はまだ1個でした。
4日後に2個目の卵を産みました。
実はこのおれんじちゃん、GAOに来たときは「オス」と登録されていました。
体つきも大きかったので、オスだと思っていたのです。
昨年から特定の個体とペアになっていたのですが、相手も「オス」と登録
されていた個体。
オス同士か・・・と思っていたのですが・・・ばんざ~い!!な結果です。。
確かに、疑っていたスタッフもいました。なので、もしや・・・という予想は
前々からあったのです。
ペンギンのオス、メスは外見上はっきりとした違いはありません。
血液の遺伝子でオスかメスかを判断するのですが、100%確実という
わけではないんですね。
ともあれ、うれしい出来事です♪
イワトビペンギンもそうなんですが、ジェンツーペンギンは通常1個目の卵を
産んで3~5日後に2個目の卵を産みます。
1個目の卵を産んだとき、この写真のように脚の間におくような感じで、
本格的にあたためる姿勢にはなりません。
しかし、2個目の卵を産むと、
このような
本格的にあたためる姿勢になります。
イワトビペンギンもジェンツーペンギンも、1個目の卵と2個目の卵を産んだ
日には間隔があります。
しかし、孵化する日は同じなんです。
これは私の推測ですが・・・親ペンギンは2個の卵の孵化の日を同じに
しようと、調節していると思うんですね~。。
イワトビペンギンも、ジェンツーペンギンも、2個卵を産んで、2個とも孵化する
場合、GAOでは孵化の日が今まで同じなんです。多少の時間差はあるものの、
2個の卵が孵化するのは、ほとんど同時です。
生命の不思議を感じさせられます。。
順調にいくと、ジェンツーの卵が孵化するのは6月中旬。
かわいいヒナが、たくさんうまれますよ~に!!!