しゃき~ん!!
2階の企画展示室前にある
オタマジャクシ水槽に
異変が・・・。。
ご存知、オタマジャクシはカエルのこ♪
この歌では「やが~て手が出る足が出る♪」の一節がありますが
じつはこれ、順序が逆。。
その証拠に。
このあと、前脚ができ、しっぽがなくなっていくのですが・・・
オタマジャクシのしっぽは突然切れてなくなるわけではありませんね。
次第にちぢんで、なくなってしまいます。
これには遺伝子が関係しているそうで、ある時期になると
この尾の部分の細胞が「違う細胞」と認識され、免疫反応によって
拒絶され、破壊されてなくなっていくのです。
不思議ですね~。。
よくよく考えたら、これまで体の一部としてあったものが
次第になくなり、適した形になっていくのですから
「オタマジャクシ→カエル」の行程の中ではとんでもないことが
起こっているんですね。。
さてこのオタマたち。今は現企画展の前の水槽に展示されているのですが
7月13日から開催される企画展「八郎潟の生物展~田んぼが育む生きものたち~」にも
登場します!
八郎潟は男鹿半島の付け根にある、広大な干拓地。
かつては巨大な湖でした。
八郎潟に生きる生きものたちと、人の営みのつながり。
生きもの、環境、すべてを包む「八郎潟」にスポットをあてた企画展です。
と、いうわけで。
7月の企画展に向けて、少しずつ準備を始めています。
オタマたちもそれにあわせて足をしゃき~んと出してくれたのでしょうか・・・。。
次は前脚!
頑張れオタマたち!!