サクラマス(ヤマメ)

朝鮮半島東岸~ロシア沿岸、カムチャッカ半島、福岡県・神奈川県以北などの河川上流域や湖、海洋に生息する。
川で一生を過ごす河川残留型をヤマメ(最大約40cm)、孵化から2年後の春にスモルト化(銀化)した個体が海や湖に降り、成長してから川に遡上する降海型(湖沼型)をサクラマス(最大約70cm)と呼ぶ。ヤマメもサクラマスも河川の上流域で繁殖する。降海するサクラマスのほとんどはメスで、北に行くほどメスの比率が高くなる傾向がある。
ヤマメは体色の美しさから「渓流の女王」という異名を持っており、渓流での餌やルアー(疑似餌)を使った釣りが人気で県内では盛んに放流や遊漁が行われている。また、遡上してきたサクラマスも米代川をはじめ雄物川や子吉川を中心に人気がある。

学名
Oncorhynchus masou masou
英名
Cherry salmon , Masu salmon
環境省レッドリスト
準絶滅危惧
秋田版レッドリスト
留意種

エリアガイド

秋田の森と川の魚
秋田の川水槽

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