宝石、展示しました!

ハロウィンねたでも登場しましたが
3階のアマゾンコーナーに

 派手派手な
カエル「キオビヤドクガエル」がやってきました!!

ヤドクガエルという言葉、聞いたことがある方も多いのでは??

ヤドクガエルにはいろいろな種類がいます。
コバルトヤドクガエル、イチゴヤドクガエル、 アイゾメヤドクガエルと
他にも数種類が知られています。
熱帯雨林に生息しており、宝石と称されるほど
色鮮やかなものばかりです。

 GAOに
来たのは「キオビヤドクガエル」。
その名の通り、「黄色を帯びている」からでしょうか。

「ドク」という名が表すとおり、ヤドクガエルは皮膚から「バトラコトキシン」という毒を
出すことができます。
この毒、なんと0.00001gで人を倒すことができるというものすごい強い毒なのです。

ヤドクはその通り「矢毒」。
かつて、矢にこのカエルの毒を塗って使っていたことから
この名がついたといわれています。

・・・ちょっと待て。
 そんな生き物が
GAOに来ちゃっていいのか?!と思われた方もいるはずっ!

実はヤドクガエルの「毒」は元来備わっているものではなく、野生に生きるヤドクガエルが
ある特定の種のダニやアリを食べ、体内に取り込み変性貯蓄されていくものなんです。

今回展示しているのは、兵庫県にある須磨海浜水族園生まれのキオビヤドクガエルたちで
コオロギなどを食べて育ったため、毒を持っていません。

本来持っていないものを取り込み、それを毒にするっていうのはすごいと思うのですが
それが自身にとって毒にならないのが不思議でしょうがない。  

脱線してしまいますが、そもそも毒っていう言葉にあまり良いイメージは付きにくい
ものですが、人の場合、人にとって支障をきたす、あるいは受け付けることができない
物質であって、それが他の種の生き物にも同様だとは限らないんですよね。

と考えると、ヤドクガエルが持っている、私たちが「毒」と称しているものも
ヤドクガエル自身にとっては特になんともないものかもしれませんし、
というか最強の武器なんですよね。

それにしても・・・こんなこと言ったら怒られそうですが
 作り物みたい。。
きれいなプラスチックみたい。
ガラス細工でもいいかもしれない。

今って、めちゃくちゃ精巧なフィギュアってたくさんあるじゃないですか。
ヤドクガエルコレクションっぽいものも見たことあるし。

水槽の中に1個、入れてみたいなあ・・・・
と、いつも思ってしまうのです。 

キオビヤドクガエルは3階のアマゾンコーナーに展示しています!
小さいので、探してみてくださいね。

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