つづいて大阪からお届けします
この風景、
見たことあります!!!
そうここがケン〇ンショーでよくおじさんたちがインタビューされてるとこだよと
教えてもらった3月某日。
3月2日、大阪にある天王寺動物園のオスのホッキョクグマ「ゴーゴ」が
和歌山にあるアドベンチャーワールドへお引越ししました!
その前日、天王寺動物園ではゴーゴの壮行会が行われました。
あいにくの
雨模様。でも、壮行会に参加しにきてくれた方はたくさん!!
カメラが取り出せなかったので、今回はこの形でご了承ください。
壮行会では園長さんや担当のスタッフさんのあいさつやメッセージ、
おもちゃのプレゼントがいっぱい!!
プレゼントのたびに
「うわ~!」
「ゴーゴ~!!」
の声が・・・
う~ん、見えないな~・・・(←遅くついた自分が悪い)
と思っていたら
おお~立った!!
ゴーゴくん、はじめまして~。。
豪太とくらべると~・・・なんて思っていると
「やっぱり豪太と顔、違う~」
の声。
豪太にも、会ったことあるんですね!
なんて一人にやにやして喜ぶ。
メッセージ入りの
おもちゃをたくさんもらってうれしそうだったり、
ゴーゴは1歳で天王寺動物園にやってきたそうです。
現在10歳。壮行会に来た方々を見ると、地元でどれだけ愛されて
見守られて大きくなったんだなあということがとってもよくわかります。
アドベンチャーワールドまでは車で3時間程度っていうから、
ちょっと
我慢だね。
それじゃあ、
いってらっしゃ~い!!
この日は動物園は休園日だったんですが、外にはお見送りをと
ゴーゴファンの方が来てくれてました。
車で3時間なんてそうそう遠い距離じゃないし、きっと
たくさんの人がアドベンチャーワールドへ、ゴーゴに会いに行くんだと思います。
次は和歌山でゴーゴ旋風が起こりそうですね!!
さて、ゴーゴくんが発ったあと・・・
ホッキョクグマ展示場の
あの壁の向こうには
もう2頭、おっきなホッキョクグマとちっちゃなホッキョクグマが
いるんですよね~。。
2014年11月25日、オスのゴーゴとメスの「バフィン」との間に
ホッキョクグマの赤ちゃんが誕生しました。
現在バフィンさんは
あの壁の向こうで
赤ちゃんと一生懸命生きています。
コンクリートのブロックはバフィンさんが落ち着いて子育てできるようにと
後から取り付けられたもの(現在は取り外してあります)。
まだ外には出てきていませんが
現在では裏の部屋を動き回るようになっているとか。
お目見えは、春頃でしょうか。
う~ん、待ち遠しいですね!!!
あれ?赤ちゃんが産まれたのに
なんでゴーゴは
和歌山に行くの?と思った方もいらっしゃるのでは。。
ホッキョクグマのオスは子育てに参加しません。
子グマを連れたメスはオスの存在を嫌います。
また、オスは子グマを傷つける可能性もあります。
バフィンさんの子育てはまだ続きます。
その間、ゴーゴくんが子育てに関わるということはありません。
現在、和歌山もアドベンチャーワールドにはメスのホッキョクグマがいます。
そこで、和歌山での繁殖のため今回ゴーゴくんに移動してもらうことに
なったんです。幸い、距離も近いですしね。
ここ最近、ホッキョクグマというと
テレビやネットの世界で取り上げられる回数も多く
比較的身近な存在に思われるようになってきたかもしれません。
現在日本国内にいるホッキョクグマの数は45頭(2014年)。
飼育頭数は、実は年々減少傾向にあります。
飼育している施設は約20施設。
そして現在この瞬間
子育てをしているホッキョクグマは
バフィンさんの他に、北海道の円山動物園で、もう1頭。合計2頭。
この数、どう思いますか?
動物園や水族館でよく見かける、身近だと思っていた生き物が
実は少しずつ数が減っていっている。気がついたらいなくなっている。
野生下であれ飼育下であれ、そうなる可能性のある生き物がいるんです。
それはホッキョクグマに限ったことではありません。
バフィンは2011年に天王寺動物園に来園しました。
それから4年。バフィンさんは初めての子育てに一生懸命です。
天王寺動物園の情報誌に、担当の方のお話が掲載されています。
「この4年間
2頭にとっても私達にとっても何一つムダなことはなかったと思います」
4年間の辛さ大変さは計り知れないものがありますが
ゴーゴとバフィンの間に赤ちゃんが生まれたことは
すべてを貴重なものへとひっくり返してしまうほど
素晴らしいものだと思います。
ホッキョクグマ界に、新たな命が増えたわけなんですから。
いいですかみなさん!!
天王寺動物園に行くには
秋田空港からであれば伊丹空港!
そこから天王寺まで高速バスが出てますから!30分ですよ!!
電車がいいわというあなたも!
動物園は天王寺駅の真ん前ですから!
天王寺ベビーがデビューしたら
会いに行きましょう!!(↑あまり丁寧じゃないけど描かせてもらっちゃった。。)
さてさてGAOのホッキョクグマたちはどうしてるのかというと