冷え冷え体験
あっ!という間にもう12月ですね。
冬季限定イベント「裏側見学」もう参加しましたか?!
今年はこれまでとルートが変わったとのことです。
ついて行ってみましょう。
大水槽の上はやっぱり外せませんね。
GAO最大の水槽、水槽の上の橋を渡っていきますよ。
そういえば
水族館で魚を見るっていうと、だいたい横からの姿ですけど
こうして魚を上から見るっていうのも、ちょっと違った角度ですね。
てくてく歩いていくと、
この部屋は
今までツアーには組み込まれていませんでした。
この部屋は「調餌(ちょうじ)室」と呼ばれている、生き物のエサを作る部屋です。
いわば水族館の台所ですね!
調餌室では
海水と淡水が出るようになっていて、朝にその日使う予定のエサを解凍させて使います。
生き物によっては切ったりしなくてはいけませんので、まさに台所ですね。
台所といえば必須なのが
冷蔵庫!
そうです、この扉の向こうは冷蔵庫&冷凍庫!!
冷蔵庫は約マイナス1℃、冷凍庫は約マイナス25℃!
それじゃいってみましょー!!
寒いー。。
慣れてるスタッフにとっては一瞬ならば何ともないようですね。余裕の笑みです。
この中には1~2週間分の生き物たちのエサが冷凍または冷蔵されているんですよ~。
あ~寒かった~
な部屋の後は、
年中室温が25度以上に保たれている部屋へご案内します。
なんて気温差だって?
こちらには
あたたかい水にいる生き物などの「予備」のお部屋です。
スタッフが案内しているのは・・・実は・・・
こちら!
「カミツキガメ」。
実はこのカミツキガメ君、秋田県内某所で保護されたんです。
カミツキガメは「特定動物」に指定されている生き物。本来日本にはいない種ですが
ペットでの飼育等を目的に国外から持ち込まれました。
しかし最近よくある話のように、飼えなくなってしまった人が自然に放してしまったりで
保護される事象が増えてきました。
さらにカミツキガメを飼育するにあたっては申請が必要で、
許可がないと飼育できません。ないまま飼育を続けているとそれは「違法」になってしまいます。
このカミツキガメ君も(オスかメスか不明ですけど)警察の方が行方をたどってみたものの
どこから来たのか分からず・・・(※拾得物扱いになります)
そうしてGAOにやってきました。
本来であれば、殺処分なんです。こういう場合の生き物は・・・。
展示に出したい気持ちはあるのですが、特定動物は
水槽にもいろいろな決まりがあり、それをクリアしないと
水槽で展示することができないのです。
等々、まだ展示に出ていない生き物たちのお話も満載!
今年の裏側見学「魚っ知ツアー」もぜひご参加くださいね☆
連日12時50分から、定員は20名!
土・日曜日は早いうちに定員に達する可能性が高いので、空きがあれば
ぜひご参加ください♪
(入館料の他、1人300円いただきます)