ここ、1歳です。

男鹿水族館GAO 春の風物詩
 干しアザラシ。

 ど真ん中に
小さい(小さいか?)白いのが加わったくらいにして・・・・・

さて、白いちいさいのの横にいる
 中くらいの
ここ姫。

 ものすご~く
気持ちよさそうな寝顔ですね・・・

昨日4月15日はここ姫の1歳のお誕生日!
一日遅れてしまいましたが、誕生日おめでとうございます、ここ姫様! 

 無防備すぎる
そのへそ天も素敵です。

よく見ると、おなかの部分にあたらしい銀色の毛が生えてきていますよね。

そもそもこの時期になぜゴマフたちが

 こうなるのか。
ゴマフアザラシの毛は1年に1度、生え変わります。
そもそも毛が生えてるの?!とびっくりしちゃいますが
体に密集して生えている毛ですので、水の中で濡れたりしていると
つるんと見えてしまうんですよね。

この毛が生え変わる時期、なぜか陸の上に上がっている時間が長くなります。
体を乾かしたいというのがあるのか、謎なんですが・・・・

この時期になると

 マリーさんは
白く輝きだします。。
おばあちゃんになったマリーです。ますます輝いて見えます。

 この風景を
見れるのは1年のうち今だけですよ~。

さて、この画の中に
オスの「ゴクウ」がいないのですよ。

実は
 現在
別居してもらっています。

この時期、ゴマフアザラシは子育て期間中なのとともに
子育てしてないメスのゴマフは次の出産時期に向け、オスと交尾の季節なのです。
なので「発情期」に入っています。

オスは子育てに関係ありませんので、毎年この時期になると
発情します。発情しているメスとの交尾のタイミングを待ちます。

みずきは子育て真っ最中のため発情はしませんが
(ここはまだ若いので発情はしません)
こまちとゴクウが交尾していたのが確認されています。

ですがなかなかゴクウさんの発情おさまらず・・・

発情したオスはけっこう強いです。
無理やりメスと交尾しようとしたりもするため、メスに
かみついたりすることもあります。
それが原因で、オスも傷をつくることもあるんですが・・・

先日、マリーさんの口元が切れて出血しており
他のアザラシたちもなんだかおちつかなかったため
申し訳ないのですがゴクウさんにはちょっとの間、別室にいてもらうことにしました。

発情が収まれば、展示場に戻す予定です。

さてさて、
 王子は
すでに水槽の中をすいすい♪
14日には生後10日を迎えました!

 こんなだったのが、

 どーん。

 こんなだったのが、

 もふっ。
生まれたときの体重が約9キロだったのですが
本日16日、体重測定だったのですがなんと驚きの29キロ!!!
確実に大きくなってますね・・・。
(「みずきが最近一気に細くなった」と担当者が言ってましたけど・・・)

白い毛が抜けてしまうのはちょっと残念な気もしちゃいますが

 王子は
どんなゴマ模様なんでしょうねえ。

 それはそれで
楽しみですね♪

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