1日1ゴミ

9月4日、秋田海上保安部とスキューバダイビング連盟の方々が
毎年恒例GAO周辺の海浜清掃に来てくれました!

この日は

DSC_0154 ご覧ください
いい天気!ていうかいい天気すぎて・・・

自分含めスタッフも数名加入させてもらったんですが、日差しと気温が
夏モード。

あち~~~なんて言ってないで、

DSC_0146 ゴミ拾いですよ!

DSC_0141 こうやって見ると
ゴミなんて落ちてないんじゃ、と思われるかもしれませんが
波が寄せる水際とかにけっこうあるんですよ。

DSC_0147 こちらでは
海中のゴミを拾っていて、後で見せてもらうと

DSC_0156 こんなものが・・・

DSC_0155 こちらでは
うーん、こういうものってどういうタイミングで海に捨てるんだろう・・・。。
プラスチックの収納箱の枠なんて野外に捨てるタイミングあります??

他、ペットボトルやらカップめんの容器、ビニール等々・・・

最近、テレビや新聞では「マイクロプラスチック」なんて言葉をよく
聞くようになりましたね。
微細なプラスチック粒子のことで、目に見えないほど小さな粒子になって
それを海の生き物が体内に取り込んでしまうことがニュースになっています。

自分が学生の頃は「環境ホルモン」という言葉を(これ書くとだいたいの年
分かっちゃうな)よく聞いていましたが、結局人なんですよね。
という自分だって日々生活の中でプラスチックのお世話になっているし
手にしない日なんて有りえないでしょう。

「安易な使い捨て」を、やめなくてはいけませんね・・・。
少なくとも、ゴミをゴミ箱以外に捨てることは、絶対にしませんが。

スキューバ連盟のみなさんは、「1日1善。1ダイブ1ゴミ」を心がけているそうで、
1ダイブしたら、最低1つはゴミを海から拾ってくるんだそうです。

1人が1つゴミを拾っても、100人いれば100個のゴミが減るわけですから
小さなことでも自分で実行することが大切ですね!

ふと思い出したのが・・・

数年前、というかかなり前に撮影された
OLYMPUS DIGITAL CAMERA こんな写真が
残っています。

実はこの岩場、水族館の駐車場の岩場です。
ここになんと、野生のキタオットセイが姿を現したのです!

男鹿にキタオットセイが姿を現すのは、実は年に年回かあるんです。
けっこう目撃してます。
数年前には保護もしました(残念ながらそのときの個体は死んでしまいましたが)

岩の上で日向ぼっこかな~~なんて思えますが・・・

OLYMPUS DIGITAL CAMERA よく見てください。
首のとこ、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 緑色の
プラスチックのバンド?のようなものが、食い込んでいたんです。

このあと、オットセイは海へ戻ってしまったので詳しくは写真に
残っていませんが、見たスタッフによると首に絡んでいたみたい、
とのことでした。

GAO周辺は、海の野生動物がけっこういるみたいです。
地元の漁師さんの話を聞くと、少し沖に出ればイルカの群れがいるといいますし
実際イルカがGAOのそばまで来たこともあります。
キタオットセイの目撃例も、年に何回かあります。

なかなか姿を見せてくれない野生の海洋動物の姿を
少しでも見ることができたら、ものすごくうれしいことですが・・・

海が汚れれば、来なくなることは当然です。

いつまでも、野生の海洋動物が来てくれるような男鹿の海にしなくてはいけませんね。

自分の出すゴミは最小限に抑える努力をすること。
ゴミ箱以外に落ちているゴミは、見つけたらゴミ箱へ!

1日1ゴミでいいんですから。

DSC_0153 未来に残そう
青い海!

炎天下の中、本当にお疲れ様でした!

※このサイト内の画像の無断転用・転載を禁じます。

月別で記事をみる