激レア商品
いよいよ
明後日24日、オープンでございます。
夏期特別企画展「小笠原」オープンでございます。
今回の企画展開催期間は、展示エリアだけではなく
レストランや売店でも連動して期間限定メニューなどなど
登場予定です。
こちら
GAOオリジナル「島寿司定食」。
小笠原には郷土料理「島寿司」というのがあって、白身魚を
漬けにして、お寿司にするんだそうです。
白身魚はけっこうなんでもいいけど、小笠原の方では
サワラをよく使うそうです。
でも、男鹿であんまりサワラ使った料理って聞いたことないな。
ていうか、そもそもサワラを魚屋さんとかで見たことがないな。
というわけで
マダイで
作りました。あ、違和感を感じた方います?右端についてる黄色いの・・・。
島寿司はわさびではなく、からしで食べるのが島寿司流!なんですって。
アイスにも一工夫。
さわやかなシャーベットに
パッションフルーツのジャムをかけました♪
ここで自分が一押し!なのがですね・・・
「ぎょさん」って、みなさんご存知でした??
といいますのも自分はこの言葉すら知らなんだで。
初めて聞いた時それが何を示すのか全くわからなくて。
でも若いスタッフに聞いたら「持ってますよ」なんて
すぐ返事が返ってきて・・・
そんなに一般的なの??
ぎょさん・・・・・
↑小笠原父島で撮影してきました。
小笠原島民であれば1人1足は当たりまえ。
というか小笠原の地を踏む者はこれを持っていなければならないくらいの
「ぎょさん」です。
「漁師さんの履くサンダル」でぎょさん、ってことかな。
この呼び方は小笠原発らしいですね。
とはいっても少なくとも男鹿の商店では見ないよ!
(あんなにずらっと)
ということで
買ってきた。
ピンクが女性用でカーキが男性用(女性用男性用でわかれているという
なんというきめ細やかさなのでしょうね)。
上の写真でもわかるように、色のバリエーションが豊富です。
女性用にはラメ入りもあるとか。
「小笠原のギョサンをGAOでも売りたいんです!」と
小笠原村観光局の方にお願いしたところ
とんでもないレアぎょさんが届いたのです。
こちら!
箱を見たとき、自分ともう1人の一緒に行ったスタッフ
(今回小笠原に行かせてもらったのは自分と豪太専属パティシエです。
何じゃそれという方もいらっしゃるかもですが
長く当ブログをご愛読してくださっている方にはわかると思います)
は「すげー!」と興奮しましたね。
だって
今やもう
ほとんど手に入らないんですよ、このアシンメトリーなぎょさんは!
「小笠原DAY」とは、1年に1度だけ、小笠原ファンが集う大きな祭典で
2016年はおがさわらへ向かう貨客船「おがさわら丸」の発着場所である
竹芝で行われました。
その時だけ、その会場で販売されていたという
今やほとんど手に入らないぎょさんなんです!
自分たちを連れていってくれた観光局の人も履いてたこれー!
とか言いながら見ていたら
青い方には
シリアルナンバー。
これを見ると、限定が「626」足ですね・・・。
この数字。ここ最近よく見るわ。
それもそのはずです。
626=6月26日。
これは、小笠原諸島が日本に返還された日、「返還記念日」なんです。
小笠原諸島は日本の領有、というのが1876年という歴史があります。
その後、小笠原諸島はずーっと日本の小笠原、だったわけではありません。
1941年に太平洋戦争がはじまり、アメリカ軍との戦いが繰り広げられる中
1945年から映画にも取り上げられた「硫黄島の戦い」が開戦され
小笠原諸島も戦地となりました。
恥ずかしい話ですが、
自分は「硫黄島」が「小笠原諸島」に含まれているってこと
知りませんでした・・・。
というか「小笠原ってそうか東京だったのか」なんて
考えたこともなかったかもしれない。
戦争の真っただ中、それまで小笠原に住んでいた人は
強制的に本土に疎開。しかしその後敗戦し
小笠原諸島はアメリカの統治下のまま進んでいきます。
もともと小笠原で生活していた人々が帰り、もとの生活に
戻るのはすぐには叶わず
しかしその後1968年の4月、日本とアメリカの間で小笠原復帰協定が締結され
6月26日は、小笠原が日本に返還された日なのです。
その!
「626」
なわけですよ!
ということはこのアシンメトリーぎょさんは
世界に626個しかないわけで、
今回特別にいただいてしまいました!!
もちろん数はごくごくわずかですが
当館内売店にて6月24日より販売予定です。
このぎょさんに関して通信販売等は行いませんのでご了承ください。
あ、ちなみに今年の夏の企画展のスタートが早いのは
「6月26日に始めたいけど24日が土曜日だから」
です。
24日、25日は12時30分からと15時から
小笠原をよ~く知る方による
「おがさわらアカデミー」を開催します。
是非ご来館ください!
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