亜熱帯→冬
数か月前、
ここに
いました・・・。
11月某日、東京竹芝にある竹芝客船ターミナルにいました。
竹芝客船ターミナルというと、三宅島、御蔵島、八丈島、伊豆諸島などへの
船が出ている場所です。
そしてもちろん
世界自然遺産
小笠原にも!
いや~久々だな~!
とはいっても5月に行ってだから、そんなに月日が流れたわけでもないのですが・・・
2017年5月、自分含めGAOスタッフ2名、小笠原諸島へ初めて足を踏み入れました。
(過去の記事はこちらからご覧ください)
というのも、2016年冬に
小笠原父島から放流された1匹のアオウミガメが男鹿で保護されたのが
きっかけで・・・
というあたりも過去の記事から読んでいただければ幸いです。
レインボーブリッジを望みながら
船を待っていると・・・
来ました!
あれが小笠原父島と本土を結んでいる唯一の貨客船
おがさわら丸です。
ちなみに
乗ってるサイド側の
目線。
思い返せば当時自分は
この船に乗らなきゃそもそも何もかもパアだと必死で
(とか言いながら酔い止めも持たずに乗ってしまい
船の中の初日を多少残念な結果で終わらせてしまいましたが)
乗ってるサイド側の写真撮ってて
どんな船に
乗ってるんだろうどころじゃなかったかもしれない。(5月14日撮影)
おがさわら丸は東京~小笠原村父島を結んでいる船で
(一隻しかないんですよ!)
全長約150メートルの貨客船です。
定員は900人程度、寝台や客室もあります。
きたー!
待ってましたよ、おがさわら丸様!
いつも長旅お疲れ様です。
これに数か月前、乗ってたんだよなあ・・・。
えっ?もう一度行くの?
今回は違うのです。
ある大事な方を待っていたのです。
その方たちは発泡スチロールに入って
来ました・・・。
ここから画像無くなります(必死だったので)。
発泡スチロールのフタに穴をあけ
男鹿から持たされたホッカイロをつっこみ
梱包しなおそうとこちらも男鹿から持たされたガムテープで
フタを一周していると3箱目でまさかのガムテ切れ。
「ガムテープ足りないじゃん!」と
コンビニに走ってガムテープを買いに行き
(よくよく考えたら現地で調達しても良かった)
タクシーに荷物と自分をむりくり詰め込んでもらい
目指すは羽田空港。
着いたはいいが
まじで?!
時期的によくあることなんですけどね・・・。
引き返したらどうしようなどと考えながらも
着かないわけではないなら乗らなきゃならんと
乗りました。
機長さんの
「現在のところ着陸できそうです」の言葉にほっとし
着いてみたら予定時刻よりも早い時間に着いてて
飛行機って本気出したら東京秋田間どのくらいで
行けちゃうんでしょうね。
飛行機から降りて歩いてみる風景は
冬でした・・・
ここから再度焦ります。
気温が低い=水温はどんどん下がってしまいます。
早く荷物来ないかなと待っていると
空港の職員の方が手伝ってくれて
迎えに来ていた相変わらず派手派手なGAO車に積み込み
爆走!
・・・はこの雪ですので控えましたが・・・
一路、GAOへ向かいます!
このあと皆様、無事に水族館に到着しました。
続く。
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小笠原島漁業協同組合の方はじめ、今回の生物輸送にはたくさんの
ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。