新ペア誕生
「この間、ホテルの朝食バイキングに行ったんですよ」
「うん」
「ホットプレートの上にあっためられた石がおいてあって、その上に
シャケの切り身があったんですけど~」
「うんうん」
「なんか~
これにしか
見えなくて~」
「・・・・・」
うちの広報は大丈夫だろうか。
昨日24日、ジェンピー(ジェンツーペンギンのヒナ)の
体重測定をするということで、見せてもらいました。
あれ?
なんかこう、ちっちゃいのがぴよぴよ~って・・・
今年一番最初に孵化したジェンピーは
すでに
貫禄背中。
体重も2キロほどにまで増え、自立心が出てきたようです。
これが第一ジェンピー。
こちら
第2ジェンピー。
実はこちら里親さんが育てています。
卵は孵化直前まで孵卵器にいた卵でした。
元のペア、産卵はしたものの巣への関心が薄く、
巣の形もしっかりしたものではありませんでした。
ヒナをもとのペアに戻してみたものの、ちょっと不安でしたので
巣はがっちり放卵しっかりのベテランさんに預けています。
卵から急きょヒナになり「?!」みたいな瞬間はあったものの
すぐにおなかの下にヒナを入れ、以後ちゃんと育ててくれています。
もうぴよぴよジェンツーはいないのか?
こちら~!
6月23日にもジェンピーが孵化しましたよ!!
これで4羽目です。
ちなみに
こちらが
3羽目。
3羽目と4羽目は同じ親元で孵化しました。
その親というのが
この
2羽なんですが、手前の茶色赤色バンドがGAO生まれのメス、
「グランピー」(自分的に名前がわからなくなってきた世代)
奥のが島根県の水族館から引っ越してきた「じぇじぇ」クン
(当時のNHK朝ドラ参照)なんです。
同じ血統ばかりが増え、かつその兄弟姉妹ばかりに
なってしまうと、血が近いペアができてしまい、いわゆる
「血が濃く」なっていってしまいます。
ジェンツーペンギンではどうかわかりませんが、
動物によっては血の近いペアから生まれた個体で繁殖が
続いていくと、中には特定の病気に弱い個体や動物に
よっては生まれたときの体重が軽い、等のことが
起きるそうです。
そうならないように、今いろんな動物で
動物の交換や貸与が行われているんですね。
じぇじぇ君もその一環で、GAOで生まれた個体との
交換でやってきたのですが・・・
これはうれしい出来事です。
新しい血筋の誕生なんですから。
ただちょっとね~
気になることがね~
両親の
目が怖い。
2羽育雛
(いくすう…文字通りヒナを育てる)
大丈夫でしょうか。
新米パパママの誕生です。
あっ!気がついたら・・・
じぇじぇ + グランピー って・・・
じぇンピー!!
じぇンピーから2ジェンピー。
うっわややこしー。。
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