みずこま親子 順調です
4月1日、秋田県の象潟漁港で水揚げされた
ダイオウイカ。
6・7日と、冷凍状態ではありましたが
展示しました。たくさんのお客様にご来館いただき、ありがとうございました。
時はさかのぼりますが4月4日。
ダブル
授乳シーン、目撃!!
手前がこまち親子、奥がみずき親子です。
なかなか2組が同時でって、見ることができなかったんですが・・・
こまちは2015・2017年に出産歴があります。
2015年は初めての出産ながら子育てをこなしましたが
2017年は出産後まもなく仔から離れ、以降近寄ったり
お乳をあげようとする姿勢がなく、結果ヒトが育てました。
ヒトが育てても仔が無事に育ったのはよかったのですが、
こまちは一度の出産・子育て経験をしながらも
今後妊娠・出産をしても
子育てをしないゴマフアザラシなんだろうか。
これが大きな懸念事項でした。
初回からまったく子育ての姿勢を見せないというのではなく
育てる・育てない(育てられなかった)ケースをそれぞれ1回ずつ
経験しているわけです。
2回目(2017年)の出産・子育ての年は
みずき・マリーも妊娠しており、出産の日がいずれも接近していました。
出産から数日は特に親は神経質ですから、接近していれば
違いが落ち着けません。そういったことも影響していたのかも
しれません。後から考えればなんとでも言えるのですが。
育てる能力はあるんだから、育ててほしい。
陸場の面積をもっと増やせば、みずき・こまちでシェアするんじゃないかと
この
ミニ氷を作ってもらったわけです。
結果、2頭ともこのミニ氷の上で産んだわけではありませんでしたけど・・・
(こういうのよくある話)
それに、マリーさんの体調がよくなく
別室にいることも関係しているかもしれません。
1頭分、スペースが空いているわけですから・・・
などと比べると色々なことが考えられますが
今は
この
環境下でわが子を育てるという選択をしてくれたこまちに感謝です。
ちなみに、みずき親子をクローズアップすると・・・
こっちは
ベテランの域かな。ていうか、仔が・・・
育ちすぎじゃないか?
4月8日。
みずきの御子は
餅?!
を彷彿とさせる姿に成長していました。
みずきの御子様、なんだかマイペースのようで
スタッフが
掃除をしていても
びくとも
しない。
みずきお母さんが
一緒にいる時間も短くなってきたのですが、
もう少し
危機感持っても、いいんじゃないかな~。大福ちゃん。
さて心配なこまち親子。
実は写真のとおり、3日間親子を見ていませんでした。
ぜっったい
でかくなってる!
こまちの子、ちゃんと成長しておりました!!
なかなかの
イケメンくんではないか?
こまちお母さんの
おっぱいいっぱいもらって、
1日
1~2キロペースで成長しております。
泳ぎも
すっかり
上手に
なりました!
こまち親子が泳いでいるのを水中から見たのが初めてだったのですが
なんか
この子は
泳ぎが
きれい。
シルエットは
すっかり
アザラシ。
まだ
白い毛がなびいていますが
泳ぐと
白い毛が抜けるのが早いので、ゴマ模様が出てくるのも
そろそろかもしれません。
見たい方は、お早目に!!!
さてそうなってくると2017年、こまちが子育てをしなかったのは
一体何が原因だったのか。
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