GAOのおそうじ屋さん

今日は一匹の変わった生き物にスポットを当ててみようと思いま~す。
長文になりますが・・・
さてさて。「ゾウの鼻のように長い口とカタツムリのように突き出た目を持つ生き物」
そんな生き物を想像できますか~?
実はこの生き物は実在しますよ~!!
「マガキガイ」という大きさ5cm程の巻貝。
マガキガイは貝殻の色は灰色で目立った模様もなく、普段の移動もゆっくり。
なんとも地味。
それでもやるときはやる子で、
見た目とは異なり活発に動くときは岩の上に登ったり、目だけ出して砂に潜ったり、ひっくり返っても一瞬で元に戻ったり。
なんとすごい巻貝なんですよ~♪

そしてマガキガイの特徴は!!
水槽の底に敷いてある砂を掃除してくれるんです!!

マガキガイの餌は、砂の表面についているコケや砂のなかにある細かい有機物などです。
これらをゾウの鼻のように伸びた長い口で削り取って食べます。
そんなマガキガイ☆
今日見たらなんとすごいコトになってました~!!
マガキガイが3匹?かさなりあってて・・・
よく見たら~なんと!!
お互いを掃除しあってるじゃないか~!!
お互いをお互いで掃除・・・
ギブ&テイクってやつですね。
こんな行動を見たの初めてでした~!!
私もビックリでついついカメラに撮ってブログにまで載せちゃった☆笑

このエサを撮る習性が砂をきれいにしてるので、サンゴ礁コーナーのほとんどの水槽に展示中。
べつに飼育のお兄さんやお姉さんがサボってるわけじゃないです。
飼育スタッフは水槽のガラス面はスポンジでこすって掃除しますが、砂をきれいに掃除をするのは難しいんで。
そこでマガキガイにも掃除を手伝いしてもらっています。

いろとりどりのサンゴ礁コーナーの生き物たちに比べて、小さくて・・・目立たなくて・・・
それでもマガキガイはGAOの立派な働き手さんです。
いやいや関心関心。

これからもがんばれ!マガキガイ!!

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