男鹿への思い 秋田への思い

男鹿市内の美里小学校の生徒さんが育てたサツマイモを
今年もホッキョクグマの豪太とユキにプレゼントしていただけるとの
ことで

分身が

1年生の教室に乱入・・・じゃなく、ちゃんと
お邪魔していただいてきました!

みんなありがとう!
サツマイモ好きな

ユキさんも喜んでくれると思うよ!
(黄色いガス管に前脚突っ込んだまま寝てるユキさん)

大事に食べるからね!

前日の5日、男鹿市内でも撮影が行われた映画
「泣く子はいねぇが」の試写会が行われたそうですね。
監督は秋田出身の佐藤快磨さん、俳優の柳葉敏郎さんも
出演されているとのことで、秋田に住んでる人間としては
うれしい限りです。

最初記事の見出しを見かけたとき、
「秋田に対する思いが強すぎた」という文章だけが見えて、
「強すぎて、何かが抑えられてしまったのか?」
と最初は思ってしまったんです。

しかし読んでいくと、そういうことではなくて
作っている方たちの秋田への思いが強くて、だから
お互いがもっている思いをぶつけて作品ができた
ということが書かれていたんですね。

けっこう前、バレエでパ・ド・ドゥを
目の見えない男性と組んで作り上げる女性が
主人公の漫画があったんですけどね。(わかるヒトがいたら
うれしい)

文字通り、2人がぶつかって傷だらけになって
作り上げていくんですよ。精神的にも肉体的にも。
それが最終的にものすごいエネルギーを観客に
ぶつけていくんですね。すごく好きで何度も
読み直しています。

作品を作り上げていく過程で生み出されたエネルギーって
いうのは、蓄積されていくもんだと思っているので、
それが複数人でも1人で作ったものでも、作品を
作り上げる過程って表に出なくても何かしらの形で
観客に影響していくんだと思います。

美里小学校の校長先生と少しお話をさせていただいたのですが、
今美里小学校の生徒さんの人数は全校で約70名。
代表でサツマイモをプレゼントしてくれた生徒は10名。
決して生徒数が多いわけではありませんが、校長先生が

ここは本当にいいところ。
地域の人たちが本当に協力してくれている。
サツマイモの畑を耕したり、田んぼで稲を育てさせて
くれたり。
(今日の1年生の様子を見て)無邪気というか、本当にめんこい。
こんな環境で学べるなんて、本当にいいところ。

生徒の中に、自営業をやっている家族がいて、
その子に将来の夢を聞くと「お父さんとお母さんとおなじことをする」
(=秋田で働く)という子がいる。
自分の親が秋田で働いている姿が楽しそうで、
自分も同じことをやりたいと言っている。
それは秋田で働く親の姿を尊敬して、本当に楽しそう
だと思ったから言えることだから、すごいと思う。
学校を出て、県外に出たい、県外に就職して
秋田を離れてしまう若者が多いけど、こう思う子どもが
育つ環境なんだ。

と言っており、生徒さんを見守る校長先生の気持ちと
秋田への思いが感じられました。

偶然ながら、秋田への思いの強さというのを感じる1日となりました。

ここ数年、美里小学校の皆様からは
ホッキョクグマへとサツマイモをたくさんいただいて
います。今回のプレゼントをはじめ、地域の方から
協力をいただきながら水族館があること、本当に
うれしい限りです。
それこそ、男鹿じゃなきゃできなかったかもしれない。
自分、ここでなかったら今どうしてたんだろうか。
こんなことを知ることもなかったですね。

というわけで。。。

「泣く子はいねぇが」早く観たい!!!

11月20日から全国公開ということですので、
待ち遠しいですね!

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