ドキュメント脱皮2021

先日、各SNSで紹介させていただいたのですが

 

タカアシガニが脱皮しました。
よ~く見ると

 

 

甲羅の下から、新しい身の部分がはみ出てきております!

タカアシガニは世界最大のカニとして知られています。
日本では東北~九州の太平洋側に生息しています。

GAOの水槽の中での脱皮はこれまでも観察されていましたが、
脱皮がうまくいかなかったり、脱皮してもその後体がしっかりと
硬くならず死んでしまったり・・・ということがあります。

タカアシガニは脚の長いカニです。脱皮中に足がうまく抜けずに
引っかかったりしてしまうこともあり、時間がかかりすぎて
しまうと呼吸ができなくなることも。
また、うまく全身が抜け出ても脱皮したての殻は
非常にやわらかく、素早く動くこともままならないため
他の生き物に食べられてしまうこともあるんです。

というわけで・・・
スタッフ一同、見守っていた次第であります。

脱皮1か月前ほどからは食欲が落ちるそうで、担当者も
そろそろ脱皮するだろうと言っていた矢先のことでした。

 

で、数時間後・・・

 

 

無事、脱皮成功!!!
ていうか、どっちが殻ですか?!って言いたくなっちゃいますよね。
下がそれまでの殻です。

知らずに朝通りがかったら「なんか1匹増えてるよ?」っていう
気持ち、わかりますよね・・・。。

新しい身の方が、なんとなくフレッシュな赤色だと
思いませんか?

さてさて全身抜けることができたのは第一関門突破。

次に、このまましっかり立ち上がって動けるか?です。

 

 

なんか、むきっとした。

というわけで、今回の脱皮は(今のところ)成功!です。

脱皮したタカアシガニは2階の海水魚コーナーにいますので
ぜひ探してみてください!
フレッシュな赤色でガタイのいいのが特徴です。

 

 

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