ヒナ団子
ヒナバブルに湧いている今年のキタイワトビペンギンですが
孵化した7羽全員元気に成育しております。
気を付けなさいよー。
だいじょうぶだもん!ついてこないでよ!
こんな感じで、ヒナはすでに巣から出てぴょんぴょんと展示場内を
動き回っています。
ペンギン類のヒナは、野生下だとある程度成長するとヒナ同士が集まり
集団をつくるそうです。このヒナ集団を「クレイシ」といいます。
フランス語で保育所の意味がある言葉だそうです。
親の保温がいらなくなり、ヒナがある程度動き回れるようになると
親も海にエサを獲りにいかないといけなくなるので、この間
ヒナ同士が集まるんだと思うのですが・・・
果たして展示場でもヒナ団子を形成するのか?!
噂ではヒナ団子を作っているらしいのですが・・・
毎度毎度見に行っても
律儀に自分の巣にいる様子で(ていうかこのお腹食べ過ぎだと思う)
しまいにゃ睨まれて・・・
事務所から「あいつが行くぞー」とか
そういう警報出てるんじゃないのと思うほど見れません。
というわけで担当者に聞きました。
2ヒナ団子!!
3ヒナ団子!!!
4ヒナ団子!!!!
展示場でもヒナ団子は形成されるんですね。
このヒナ団子、高確率でオレンジさん(オス)の巣に
出来ることが多いとのことで、3ヒナ団子4ヒナ団子の写真は
オレンジさんが一緒に写っています。
他のペンギンが入ってくると追い払うオレンジさんも
ヒナには寛容なようです。
そういえば抱卵中も
相方を気遣っている姿(右)が頻繁に見られました。
気遣いのできる男。
展示場の6羽のヒナにくわえて、人工育雛中のヒナも
順調に成長しています。展示場デビューはまだ先ですが。
ヒナの成長は早いので、ぐんぐん大きくなってあっという間にふわふわの羽根から
大人と同じ硬い羽根になります。
ヒナ団子が見られるのは今だけですので
ちょっと見えづらいとは思いますが
探してみてくださいね!
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