別居

さかのぼること約2週間。

同居を続けていたホッキョクグマのユキさん(奥浸かってるほう)と
豪太(手前浮いてるほう)。

 

 

ユキさ~ん。

 

 

あそぼ。

 

水に浸かるユキに近づいていく豪太。

3月29日から、繁殖を目的として豪太とユキの展示場を行き来できるように
開放してから約4か月。
最初のうちは2頭が接近したり、交尾らしき行動も確認できました。

さあそれではいつ2頭を再び別々にしようかと
様子を見ていたわけですが・・・

交尾行動が確認できそうな雰囲気もなければ
かといってケンカするわけでもなく(ユキさんはたまに
豪太の接近をひと睨みで制御していたこともありますが)

個体によっては夏場でも発情することもあるらしいので
これまで一緒にしていました。

豪太はこうしてたまにユキさんのご機嫌伺いに行くのですが・・・

 

 

 

 

ぶくぶくぶく・・・

何もそんな形で拒否しなくとも・・・

 

 

ユキさん、ひとりで浸かっていたいんだね!

 

 

ふ~・・・

 

豪太がいい奴にしか見えない。

というふうに、こんな状況が続いていましたので
今シーズンの同居は終了、29日からは別々の展示場にいます。

別居状態になってどうしているのかというと・・・

 

 

タンク抱えて

 

 

くつろぐユキさん。

 

 

そのころの豪太。

 

 

青いプールに白いホッキョクグマ!
GAOの夏の風物詩ですね。

 

 

そのころのユキさん。

タンク抱えて寝てる・・・
舌、しまいわすれてますよー。

 

結果、今シーズンの同居では
2頭の間に交尾行動が確認されたもののホッキョクグマは妊娠しているかどうかの
判断をすることができません。
交尾行動が確認された、ということは妊娠している「可能性がある」としか
今は言えませんので、これからはユキさんに出産の可能性があると想定して
準備をしていきます。

今年は暑いですね。
まずは2頭の健康第一に考えたいと思います。

 

 

 

13時30分からはホッキョクグマのエサのじかんが再開されています。
現在は豪太のエサのじかんになっていますので、ご来館の際はぜひご覧くださいね!

 

 

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