ヒメマスに会いに
10月24日、GAO魚類スタッフは十和田湖に向かっていました。
今回の「GAOスタッフが行く!生物採集編」は、秋田県と青森県にまたがる十和田湖です。
もちろん、貴重な生物をいただきに。
それは・・・
ヒメマス!
ヒメマスはそもそもはベニザケが海に下りずに湖に生息しつづけるもの。
「陸封型」といいます。
北海道の阿寒湖とケミチップ湖というところに生息しており、今では他の湖に
放流されて養殖もされています。
このヒメマス、十和田湖にも生息しており、十和田湖増殖漁業協同組合の
十和田湖ヒメマス孵化場の協力で、GAOにいただけることになりました!
停止信号・・・
安全第一ですからね、きっちり停まってください。
GAOから車を走らせること4時間ほど。
お、ここですか?
稚魚漕?
ヒメマスの稚魚が育てられているようですね。
まずは予備槽に入ってもらいます。
左に、背中が大きく出ているヒメマスが一匹いますよね。
これがオスです。
この姿を見ると、ベニザケだなあ~と思いますね。
かっこいいです。
予備に入れたのは、もちろんGAOに到着してから健康状態のチェックのためもあるのですが
観察したい様子があるんです。
予備水槽の窓の前に
なにやらセットされていますね・・・
これはビデオカメラ。
ヒメマスの産卵行動を撮影できたらしたい!ということで、用意しました。
水槽の中には産卵してくれるようにと、砂利を敷き詰めたスペースもしっかり
準備しておきましたよ!
産卵行動の様子が観察できたら、ブログでいち早くお知らせしたいと思います!