3頭模様

6月28日に生まれたカリフォルニアアシカの

 

 

リオン(オス)。

生まれた日の体重8.45㎏(カリフォルニアアシカの中では大きな方らしい)も

 

 

約30㎏と、順調に成長中です。

先日、リオンがいる部屋と展示場の扉を開けて
自由に行き来できる状態にしてみました。

写真に一度に映らないのでわかりにくいかもしれませんが、

 

 

リオンが見つめる先に展示場へ繋がっている扉があります。

たんぽぽの出産前からこれまでは展示場へ続く扉は
閉めており、たんぽぽリオンが展示場に行けないように
していました。

リオンも成長し、たんぽぽもそろそろ大きい方のプールでも
泳げたらいいのでは、ということで全開放して様子見です。

そしたら

 

 

なぜか2頭で裏側に。

トン吉リオンは初対面ではありません。
扉越しに会っています。

本来カリフォルニアアシカは群れで生息していますが
オスが子育てに参加することはないと言われています。
トン吉がリオンをどう見ているのか・・・
「わが子」という感覚はあるのかないのか
そもそも「こども」という感覚があるのか
いやでも「こども」というのはそもそもヒトの勝手な感覚で
なんか小さいの増えたなーくらいに思っているのか・・・

生まれた動物が父個体と会うときに
いつも考えてしまう。

まあとにかく第一は
トン吉が穏やかにリオンと過ごしてくれることなのですが・・・

 

 

いい具合にたんぽぽが間に入ってくれているように見えます。

 

 

この子、これから一緒だから。

 

 

リオンとトン吉のやりとりを見守っているのかどうか・・・

正直、これまでのたんぽぽを見ていると
何かあればリオンをかばうと思うのですが

 

 

特に何もせず
でもその場にいる感じ。

そのうち

 

 

たんぽぽだけ展示場のプールで、父と子だけに。

 

 

わりといい感じなのでは?

 

 

リオン、トン吉にべったり・・・

 

 

リオンが裏の部屋のプールで泳いでいると
「行ってみない?」と誘っている

ように見える画。

 

さて、ここまで見ていると
トン吉はわりと穏やか
やんちゃなリオンを見守る両親
トン吉はリオンをプールに誘っている

ように思えたのですが・・・

自分が写真撮影から離れた後・・・。

トン吉がリオンを吠えながら追いかけまわし
(ぶち切れていたわけではなかったようですが)
リオンも吠えて威嚇するもリオンに疲れが見えてきて
(この間たんぽぽは展示場でのびのび泳いでいる)

3頭同居は1時間程度で終了させました。

想像で「いい感じじゃない?」と思い、このまま
3頭同居した状態が続くかなと油断していましたが
やはり時間が経過するとわからないなあと
これまでリオンの成長があまりに問題なく過ぎてきた分
痛感しました。

たんぽぽが落ち着いていたことについては謎です。
このくらいたいしたことないわよと思っているのか・・・

裏の部屋のプールのみではやはり狭いと思うので
3頭の様子を観察しながら行っていきたいと思います。

 

 

 

※このサイトの画像の無断転用・転載を禁じます。

月別で記事をみる