年中温暖。
3月です。
世の中3月の下旬なんです。
なぜだろう。最近の寒さ…。
男鹿は朝夕の冷え込みがまだまだ続いています~。
昨日なんて朝起きたら雪積もってたんですよ。
ていう四季のことを書くと、「年寄りくさい」といわれることがあるんですけどね。。
そんな寒い時期に思い出すあの部屋。
GAOには1年を通じてあったか~い場所があるんですよ!
それがこちら。
「培養室」と呼ばれています。
この部屋、年中温度が一定に保たれているんですが、その気温が27度ほどとひじょ~にちょうどいいのです。
この部屋では保温が必要な生物や、生物のエサを育てたりする部屋なんです。
まだちっさいです。
こちらの魚は「ミッキーマウスプラティー」といいます!
かわいらしい名前ですねえ。
どこがミッキーマウスなのかというと。
よく見てください。
尾の付け根に、ミッキーがいるではありませんか!!
魚というと、親が卵を産みその卵から赤ちゃんが孵るというイメージが強いですが
すべてがそうではありません。
このミッキーマウスプラティー、母親から魚の形で生まれるんです~。
この部屋の水槽では、おなかがぱんぱんにふくれた出産間近のプラティーを
ここに移動させてあります。
その生まれたてプラティーがいっぱいいるんです♪
この部屋はあたたかいので、あたたかいのが適している生物には最高の場所です!
こちらには、
メダカの赤ちゃん!
よく見ると、すご~いちっちゃいのもいるんですよ♪
よく見ると、目もわかりますね!!
メダカは今や貴重な淡水魚。
たくさん産まれてほしいですね!!
これ、「アルテミア」という
生物のエサを育てているんです。
とてもちいさい魚や、クラゲのエサに使います。
この容器に海水を張り、乾燥させた卵を入れて2日。
「アルテミア」が誕生します。
ちいさな、プランクトンで、これを小さな魚やクラゲのエサにします。
2日目、生物に与える前のものがこちら!
濃いオレンジジュースじゃないですよ。
これがアルテミア。ち~さいのが、た~くさんいるんですよ。
卵から誕生していちばん状態の良いものをエサとして生物に与えます。
このときも、感謝の気持ちを忘れずにですね。
ミズクラゲにこのアルテミアを与えると、
ミズクラゲの胃が、
オレンジになってきます。
え?ミズクラゲの胃がどこかって??
中央に四葉のクローバーみたいのが
ありますよね。これがミズクラゲの胃袋なんです♪
この部屋でぼ~っとしてると眠くなる・・・いやいや、早くあったかくなってほしい・・・。
おまけではありますが、24日から
豪太とクルミ、
同居再開しております☆
ちなみに再開後2日の様子は…
別居前とあまり変わらないかも…??です。。
「仲が悪いの?」と聞かれることもありますが、ほんと~に仲が悪かったらこんなじゃないですよ!
生物の状態には波がありますからね、気長に見守っていきたいと私は思います。
「人と同じだな、生物だもんな」というお客様の声に、なんだかほっとさせてもらいました。