仔グマの気配が・・・
さて行きますよ。
母となったクルミに会いに!!
昨日予告したとおり、私は本日約3か月ぶりにクルミに会いにいきました!
クルミは今朝も通路で待っていたようです。
豪太の昼のエサを準備したあとで出発です。
クルミの展示場の人間用エリアに足を踏み入れることすら私は約3か月ぶりで。
それに今日はとても寒く、雪も降っており、ひじょ~~にひんやり静かな感じでした。
「基本的に、話さないでください。物音はなるべくたてないように。話すときには
小声です。」
たとえ仔グマの鳴き声が聞こえても、ノーリアクションを肝に銘じていざ!
久しぶり、クルミ!
右にぼんやり白いのが、クルミ母さんです。
裏のスペースはまだ暗いままですので、こんな感じなんですが・・・。
クルミはちゃんと
寄ってきてエサを食べています。
この写真だとわかりづらいのですが、クルミはおだやかな顔をしていましたよ♪
クルミのエサは、今はこのようにオリの隙間から入れてあげているのですが、このサバ、大きすぎて
オリのすきまを通らないときが・・・。
そんなときクルミはくわえて引っ張ってくれます。
サバは大切なのか、クルミは1匹とったらすぐに食べずに床にとりおき、もう1匹をとって床にとりおき・・・
すべてもらったら、ゆっくり食べる方式。
サバって、確実に確保したい食糧なのかしら・・・。
エサをもらっている間もクルミは何度か目つきが変わり、産室の方をちらちらと確認していました。
仔グマが心配なんですね。
クルミが何回かに分けて食べれるようにエサはたくさん準備してあるので、
オリの隙間からすべてクルミ用通路に入れおわったらあとはさっさと退却しました。
無言エリアが終わると、あ~~という、なんだかほっとした感じ。でもなんだか、うれしい感じ。
クルミのいるエリアはやはりなんとなく雰囲気が違いました!
その間、仔グマの声はというと・・・まったく、聞こえませんでした。
というか、産室の方から物音ひとつ聞こえませんでした・・・。
気配が感じられませんでした・・・。
エサを与えに行っても、仔グマの気配が全く感じられないと話には聞いていたのですが
本当に感じられませんでした。
距離的に言うと自分のこれまでの人生で一番、生後73日齢のホッキョクグマに近づいている瞬間なのは
間違いないのでしょうが・・・でも、壁を隔てて、いるんだよね~!と思うと、なんだかどきどきしました。
でも全く気配なし・・・う~ん、ふしぎな感じ。。
後で画像を見たら、寝ていたらしいんですけどね。
人が入るときは気配を無くすようにしているのかな?
今は毎日エサを与えに行っているわけではありませんが、最近クルミが通路で待つ時間が
ちょっとずつ増えているようです。
今日持って行ったエサも、前回より大幅アップです。
仔グマが大きくなるにつれて、クルミの子育て力もさらに必要とされることでしょう。
しっかり栄養をとって、子育てに励んでもらいたいですね!